デザイナーズ・チェア・コレクションズ　320の椅子デザイン　大廣保行

デザイナーズ・チェア・コレクションズ　
320の椅子デザイン　大廣保行　鹿島出版会

建築家の椅子　3600円　ぐらいの全カラーの本と悩んだのですが、掲載されてる脚数が段違いだったのでこちらを購入。(安かったのも…)
建築家がデザインしたからといって意味があるわけでもない。ただ、この本に掲載されていない建築家の椅子が載っていたり、カラーで見れるのは価値がある。

インテリアデザイナーや建築家の逆引き、または膨らましてネットで他の家具を検索してみるなど。使うべきかと。

椅子とは小さな建築とも言いますが、建築家が椅子をデザインする事はよくあります。もし自ら作る機会があるとして、無知識で作って、誰かの作品と酷似して『誰かのパクリだ！』等と言われたくありません。誰とも違う作品であることが重要だと考えます。それが代表作、名作の最低条件です。ですのである程度どんな作品、椅子という形があるか把握、知っておく事は無駄ではありません。
それが活かせる機会が訪れるかどうかは別として…。

もし、建築家なら商業的に話題になるぐらいの名作を作るべく何年でも温めて傑作を1つだけ作り上げ売るべきだと思う。それが事務所の宣伝、流通、その1つになる。理想論を語るならだ。実際は制作費用、加工技術、量産可能か受中生産、マージンをいくら取るか。その姿勢までもが問われるだろう。

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