AMCRON “XLS DriveCore 2 Series”
酷な状況下でも常に最大限の性能を発揮する超軽量・高性能なPA用パワーアンプ
XLS DriveCore 2 Seriesは、基幹部にAMCRONのカスタムIC、“DriveCore”を搭載。音質やパワーを妥協せず全モデル5kg以下の軽量化を実現しました。また、処理能力を強化したDSPを内蔵し、柔軟に設定ができるクロスオーバーを利用可能です。従来モデルより拡大した画面サイズにより操作性も向上し、さらに使いやすくなりました。移動の多い仮設PAをはじめ、多様なシーンで活躍します。
音質やパワーを損なうことなく軽量化を実現
増幅回路の心臓部となる高精度のクロックや変調、誤差増幅、フィードバックなどの機能を1つのチップに集積したカスタムIC、“DriveCore”を搭載。定評あるAMCRONの明瞭な音質やパワーを妥協せずに極限までパーツを削減することに成功しました。さらに電源部には軽量で高効率なスイッチング電源を採用。全モデル5kg以下の軽量化を実現し、設置や運搬の負担を軽減します。
DSPによる高品位クロスオーバーが利用可能
24dB/octリンクウィッツ・ライリーのフィルターを採用したPureBandクロスオーバーシステムを搭載。クロスオーバー・ポイントは従来モデルよりも設定可能範囲が拡大し、30Hz~3kHzの範囲で1/12octごとに任意のポイントを設定できます。フィルターの種類はローパス、ハイパス、バンドパスから選択でき、内蔵クロスオーバーを活用することで多様なシステム構成に柔軟に対応できます。
従来モデルよりさらに使いやすく
入力感度は1.4Vまたは0.775Vが設定でき、入力レベルが低い機器にも対応が可能になりました。また、DSPメニューの構造を見直し、より直感的な操作が可能になったうえ、液晶画面のサイズも拡大。操作性が大幅に向上しました。前面パネルはインジケーターのLEDを含めライトを消灯することができ、暗い会場などで明るさを抑えて運用できます。さらに、新たに装備したAUX端子を利用して、待機時の消費電力を抑えるスリープモードが利用できるようになりました。
入力端子はXLR、標準フォーン、RCAを装備。出力端子はスピコンとバインディングポストを備え、接続機器を選びません。また、Peakxリミッターを搭載し、スピーカーを保護しながら出力性能を最大限に引き出します。さらに、本体内部を効率的に冷却する、空冷ファンも装備しています。
XLS DriveCore 2 Seriesには、より長く、より安心してご愛用いただけるよう、3年間のメーカー保証が付属しています。
スペック
| XLS 1002 | XLS 1502 | XLS 2002 | XLS 2502 |
チャンネル数 | 2 | 2 | 2 | 2 |
チャンネル出力 (1kHz、THD 0.5%) | 2Ω | 550W + 550W | 775W + 775W | 1050W + 1050W | 1200W + 1200W |
4Ω | 350W + 350W | 525W + 525W | 650W + 650W | 775W + 775W |
8Ω | 215W + 215W | 300W + 300W | 375W + 375W | 440W + 440W |
ブリッジモノ出力 (1kHz、THD 0.5%) | 4Ω | 1100W | 1550W | 2100W | 2400W |
8Ω | 700W | 1050W | 1300W | 1550W |
周波数特性 (20Hz~20kHz、1W) | +0dB、-1dB |
S/N比(8Ω、Aウェイト) | 97dB 以上 | 103dB 以上 |
THD | 0.5%以下 |
IMD(60Hz/7kHz、4:1) | 0.3%以下 |
ダンピングファクター (10Hz~400Hz、8Ω) | 200 以上 |
アナログ入力インピーダンス(定格) | 20kΩ(バランス)、10kΩ(アンバランス) |
アナログ入力感度(8Ω、定格出力) | 1.4V、0.775V |
出力コネクター | 4Pスピコン×2、バインディングポスト |
インジケーター | Signal、−20、−10、Clip、Thermal、Power |
電源 | AC100V、50/60Hz |
消費電力 (1/8出力、ピンクノイズ、2Ω ) | 180W | 260W | 350W | 370W |
寸法(W×H×D) | 483 × 89 × 228mm | 483 × 89 × 285mm |
質量 | 4kg | 5kg |