デザイン/コンセプト
最新の技術から導き出された2×6スポークデザイン。
近年の安全基準で車重が増える傾向にある最新の車両に対し、ホイールの機能やデザインなどもより高い基準が求められる。
デザイン性と重量や強度・剛性などの機能性を両立させるため、MIDが導き出した答えがこのR26だ。
スポークシルエットを6ブロックに見立ててデザインを描き、そのうえで機能に必要のない形状を検討。
最終的にツインスポークデザインとすることで軽量感と力強い美しさの両立を実現。
運動性能のカギとなるリムとスポークの接合部ではブリッジ面を作ることで強度と剛性を高めつつ、立体的で力強い印象を与える。
フランジ形状はシンプルなテーパー面をぐるりと構成し、リムフランジ剛性を向上。
そのうえで応力のかからない部分に施した肉抜き処理は、軽量化だけでなく機能美のアクセントとしても存在感を放つ。
ハイオフセットな車両に装着したとき、フラットな断面でもより立体的に見えるように、サイド面にサイドカットを施し陰影をコンケーブ。
美しく、徹底的な軽量感を追求したことで可能にしたスポークの角度がより一層魅力を高める。細部にこそ拘ることで勝ち取ったRACINGデザイン。ぜひご堪能あれ。