管の長さはトランペットやコルネットと 同じで、音域も同じであることから持ち替えでもご購入される方が多いです。コルネットよりも錐部分が多く、口径も大きいことからより太く柔らかく、深み に富んだ音色が魅力です。フリューゲルとトランペットのマウスピースは深さ以外はほぼ同じで一見代用できるように思いますがトランペットの方の刺し口の方 が少し大きいかったりなどの理由でささりが浅くなってしまいます。この温かい音色はフリューゲルならではであることでしょう。吹奏楽や金管バンドによく用 いられ、イギリスやフランスでは欠かせない楽器です。ジャンルとしてはジャズでもよく登場しますね。耐久性に優れたモネルメタル製ピストンを採用し、1・ 3番管にウォーターキィ、3番抜差管にはバネ式トリガーを装備とこの仕様でこの価格はお勧めです。雑誌「Jazz Life」に掲載されたりプロミュージシャンyuhkiさんが実際に使用しているなどでさらに人気がでました。
セット内容
フリューゲル本体
セミハードケース
保証書/取り扱い説明書
マウスピース
クロス
ヤマハ サイレントブラス SB6X
※セットの一部が別送、後送りになる場合がございます。ご了承の程御願い致します。
「サイレントブラス」とは。。。
サイレントブラスはヤマハ株式会社の登録商標されており、このような商品は現状ヤマハだけ。楽器の音を小さくし、より練習ができるように開発された電子機器です。
通常金管楽器のミュート(弱音器/消音器)はプラスチック、アルミなどの素材で作られており、楽器のベルにはめ込んで音を小さくしたり、音質を変えることができます。サイレントブラスは、これだけでは終わりません。出た音をお手持ちのイヤフォンやヘッドフォンを通して聴くことができます。
さらに、MP3プレーヤー(オーディオプレーヤー)やスマートフォンなど音源を再生する機器をつなげば、音楽の再生をバックに演奏が楽しめます。
管楽器の音量を小さくするという行為の難点を上げるとすると、抵抗感が増し、音質がこもってしまうことです。そもそもベルを塞ぐ状態となるミュートはどんなミュートでも抵抗感を感じてしまうことは致し方ありません。
小型、軽量化されたミュート部分とBrass Resonance Modelingが搭載されており消音性能と吹奏感の改善を求めて発売されたモデルになります。
YAMAHA Fluegelhorn SILENT BRASS SB6X ヤマハ サイレントブラスシステム フリューゲルホルン用
付属品:専用接続ケーブル、ステレオイヤホン、取扱説明書
~ピックアップミュート部分~
Pickup Mute PM6X
フリューゲルホルン用
Brass Resonance Modeling対応
ピックアップ端子:ミニフォンジャック
内蔵マイク:エレクトレット・コンデンサーマイク
消音程度:-25~-30dB
素材:ABS樹脂
サイズ:129 × 143mm
重量:130g
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
~パーソナルスタジオ部分~
Personal Studio STX (もしくは STX-2)
入出力端子 :MUTE IN(PM6Xの接続箇所)
AUX-IN=ミニステレオジャック
アウトプット/ヘッドフォン=ミニステレオジャック
コントロール:リバーブ (Rev1/Rev2)、ボリューム
Brass Resonance Modeling搭載 (対応ピックアップミュート™ を接続した時のみ動作します)
電源:単三電池×2本 (アルカリまたはニッケル水素電池:別売)
外形寸法:70 × 20 × 98mm
重量:71g (電池含まず)
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
STXからSTX-2 変更点は以下
・チューバとユーフォニアムの音源データを追加
・4極端子(スマートフォン向けのマイク付きイヤホン端子)のイヤホン/ヘッドホンの接続に対応
・モノラル端子へ接続可能
ご注意
・フリューゲルホルン用ピックアップミュート(PM6X)は、ベルから3~4cm飛び出します。
・ベル形状やベル径などが大きく異なる楽器についてはピックアップミュートが適合しない場合がございます。ヤマハ製品については「適合製品一覧表」をご参照ください。
・長期間にわたる楽器収納時には、ピックアップミュートを取り外してください。
・パソコンなどの「電源供給機能付き(プラグインパワー対応)」マイク入力端子(ライン入力兼用を含む)に接続しないでください。
・Brass Resonance Modelingは、ピックアップミュートPM3X/5X/6X/7X とパーソナルスタジオSTX/STX-2、およびPM1X/2XとSTX-2を組み合わせた時にのみ動作します。それ以外のピックアップミュートやパーソ ナルスタジオを組み合わせた場合は動作しませんのでご注意ください。
・単三電池は同梱しておりません。別途お買い求めください。
中国製の楽器について
中国製の評判はネットでも良く言われませんが出た当時から比較したら随分品質もよくなってきています。否定意見をお持ちの多くの方は、きっと演奏する技術 と耳を持った方だと思います。本格的に学校での部活や楽団に所属しコンクールなどを目指すレベルにいる場合と、あくまで個人でひとりで初めて楽器を演奏す る方では目的が異なると思います。 吹 奏楽での使用であれば最低ラインはヤマハ、ジュピターになり予算でいうと目安として18~以上の金額を出せるかどうかが境目になると思います。そ の価格 が 予算的に無理であればブランドものはあきらめるしかありません。ただ、どこかに所属される場合は必ず相談のうえ自分の楽器を決めましょう。というのは、管 楽器といえば、「オーケストラ」「クラシック」というイメージですよね。わたし個人的には、気軽な軽音楽と比較して、基礎に忠実、ピッチ にシビア、伝統を大事にする世界だと思います。わたしが学生の頃には楽譜を読めない苦労に悩まされました。なぜならピアノを習っている人がやっぱり多いの です。そのような中の一員になるということは、人に求められる音や技術が高いと思います。それを再現するものが自分の楽器ですので、その楽器がしっかり応 えてくれるレベルのものかどうか...やはり品質は価格に比例するのです。中学の吹奏楽部で使用する楽器であってもコンクールを目指す学校の部員達のほと んどは数十万の楽器が普通、ということもございます。かといって、そのままプロになるかというと、そういうことでもありません。きっと、そういう世界なん です。 と はいえ、全ての方に安い楽器をおすすめしないかというとそうではありません。お金を出せば良い楽器が手に入るのは当然です。ある程度演奏ができる方で生涯 1本目の楽器を使い続けるというのはあまりありません。あなたは今、各メーカーの音の違いが分かりますか?ざっくり言いますと、楽器は高額なものになるほ ど「個性」が強くなります。楽器選びは好みや演奏性が決め手になりますが、それには練習し技術と耳を養う必要もあるのです。「それまで」の楽器になにを選 ぶか、どういう目的でどれ選ぶか、少し見えてきませんか?管楽器は取り扱いに注意も必要です。初心者に扱い易いものは、丈夫で、高額なメンテナンス料の心 配が少ない、アフターケアがしっかりしているものです。ブランドものの中古や無名の楽器を買って使い捨てになっては意味がありません。もう一度、どのよう な環境でどういった目的で買うか考えてみてください。